腹腔鏡手術

診療のご案内

腹腔鏡手術
Laparoscopic surgery

腹腔鏡手術とは

「腹腔鏡手術」は、体に数ヶ所小さな穴をあけ、そこからおなかの中にカメラと手術器具を入れ、モニターを見ながら行う手術です。この「内視鏡手術」は「きずが小さく痛みが少ない」、「開腹手術と比較して術後の回復が早い」、「術後の治癒が少ない」、「入院期間が短い」、「もとの生活に早く戻れる」など、患者様にとってメリットが大きな手術方法で近年急速に普及しています。しかし、高度な技術を要するうえ、使用する機器も多く、医師以外のスタッフにも専門性が求められる手術です。

腹腔鏡手術のメリットなど

腹腔鏡手術は、低侵襲で身体へのダメージや痛みが少ない、傷が小さく目立たない、
術後の回復が早く、入院期間が短くなるなどのメリットがあります。

 

  • 低侵襲で身体へのダメージや痛みが少ない
  • 傷が小さく目立たない(2.4mmから12mm程度)ので美容上も優れている
  • 術後の回復が開腹手術と比べて早く、入院期間が短くなる
  • 開腹手術と比べて早期の社会復帰が可能
  • カメラによる拡大視野で、繊細で精度の高い手術をすることができる

一方で、腹腔鏡手術は、手で直接何かに触れるわけではなく、器具を使って手術を
行わなければならないので、手術を行う医師は、修練を積み、高度な技術を身に着ける必要があります。

腹腔鏡手術の方法

 

腹腔鏡手術で 傷がつく場所について

腹腔鏡手術の基本的な配置で,腹部に4箇所のトロッカーを挿入します(マルチトロッカー法)。症例によっては臍の単孔式手術や細径鉗子を使用する方法で行なうこともあります。
お臍のところから入れた筒(トロッカー)からCO2(炭酸ガス)を送気してお腹を膨らませて(気腹)カメラを入れて中の情報をモニターテレビに映しだします。この映像を見ながら、トロッカーに通した鉗子で手術操作をします。

 

子宮鏡手術

子宮鏡手術は、腟から子宮口を経由して入れた内視鏡で、子宮の内側から筋腫を確認し、先端の電気メスで筋腫だけを削り取ります。子宮を切らないので手術の翌日には退院が可能で、数日たつと仕事も再開できます。

 

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