札幌白石産科婦人科病院

母乳育児

母乳育児

母乳は赤ちゃんにとって必要な全ての栄養素を
供えた「完全食品」です。

母乳は赤ちゃんにとって最適の自然食です。栄養はもちろん免疫物質を多く含んでおり、感染予防の効果があります。また、スムーズな母子関係づくりや母体の産後の回復にも役立ちます。

そのため当院では可能な限り24時間母子同室・母乳育児をお勧めし、サポートをしています。

赤ちゃんのメリット

赤ちゃんにとって必要な栄養が揃っている。
母乳には赤ちゃんに必要な栄養素である、乳糖、脂肪、たんぱく質をはじめ、カルシウム、ビタミン、ミネラルなどがすべて含まれています。つまり赤ちゃんは母乳だけで成長できるのです。
免疫物質が多く含まれ病気にかかりにくい。
母乳には細菌やウィルスが体に侵入して病気になるのを防ぐ、免疫グロブリンという物質や、腸内を健康に保つビフィズス因子、殺菌作用を持つラクトフェリンやリゾチーム、白血球など、身体を守る物質がたくさん含まれていますので、丈夫な子になりやすくなり、また母乳をあげている間は病気になりにくいのです。
脳や運動神経が鍛えられる。
母乳を飲む、という作業は赤ちゃんにとってとても筋力のいる作業です。その為顎の筋肉が発達し、脳が鍛えられます。特に生後8ヶ月以降、脳が急速に発達する時期に母乳で育てられると運動神経や頭がよくなると言われています。
ママへの安心感が与えられる。
母乳は密接に寄せ合わないと与えられない上に、頻繁にあげるものなので、親子のスキンシップが自然に多くなります。赤ちゃんはこの上ない安心感と信頼感をお母さんに抱くことができます。おっぱいで育った子は親思いになる確率も高いなどともいわれています。

お母さんのメリット

産後の体の回復を助ける。
赤ちゃんにおっぱいを吸われる=子宮収縮作用があるため、子宮の戻りが早くなります。
産後のダイエットになる。
母乳を出す、ということはとてもカロリーを消費するので何もしなくてもダイエットになります。
経済的。
ミルクには1ヶ月5000円以上かかるのに比べて母乳はお金が全くかかりません。ママの食事やおっぱいトラブルでお金がかかる場合はありますがトータルでみても経済的です。
泣いたらすぐにあげられる、手間がかからない。
言うまでもなくおっぱいを出して吸わせるだけ。哺乳瓶を煮沸して、ミルクを計って、お湯を沸かして、冷まして…という手間は全くいりません。

このように、本来、出産後のお母さんはおっぱいをすわれれば自然に回復するようにできています。
母乳育児はママの体にとってもとても自然な、当たり前のことなのです。

母乳育児で気をつけたい事

  • 禁煙・禁酒

    母乳をあげている間はタバコやお酒は控えなければなりません。

  • 服薬の注意

    お薬によっては母乳に移行し赤ちゃんに影響があるものがあります。母乳育児中の服薬については事前に担当医師へご相談下さい。

  • 食事への配慮

    食事中の内容や水分の取り方に気を配ることも母乳栄養成功へのポイントとなります。

POINT 母乳で育てられるということができるのは終わってしまえば本当に短いもの。悩みながら、時には一緒に泣きながら、でも本当に素敵な時間です。どうしても母乳が出ない場合は仕方ありませんがこの貴重な体験をしないのはもったいない事でもあると思います。

腹腔鏡手術・子宮内膜症 専門外来

婦人科領域における様々な疾患に対し質の高い腹腔鏡下手術を提供

腹腔鏡手術とは、腹の中を鏡(カメラ)でみながらやる手術です。
従来の開腹手術と違い,数ミリ~1.5センチ程度の切開を4ヵ所作成するのみで施行可能となります。